電熱ペンで焼いて焦げ色の濃淡で模様を描く「ウッドバーニング」。
かわいいイラストから写真のような作品、木の雑貨や革アイテムまで、さまざまな場面で使えるアートです。
海外では「パイログラフィ」「アルテサニア」などとも呼ばれており、愛好者がたくさんいます。
日本ではまだまだ知る人が少ないため、作品を見た人から
「これは印刷しているの?」
「焼いているの?本当に?」
と驚かれることもしばしば。
見る人をアッと言わせるアートです。
ウッドバーニングの魅力は、なんといってもセピア色の美しい焦げと木目との調和です。
最近ではレーザー加工機で正確に彫刻した木製品も多く出回っています。
しかしウッドバーニングには、レーザーとは違う手作業ならではの ”ゆらぎ” があります。
比較すると不完全なようにも感じますが、実はこれがウッドバーニング独自の味わいに。
見る側に素朴なあたたかみを感じさせます。
また、焼いているときの木の香りも格別です。
日本で古来から愛されてきたヒノキや燻製に使われるサクラなど、木の種類によっても様々な香りを感じることができます。
たき火を囲んで、リラックスした経験はありませんか?
自分の手元で「木」「熱」「香り」につつまれるウッドバーニングは、集中とリラックスを誘い、あなたに素敵な時間をもたらします。